XML-RPCネタその2(ブログを操作)
XML-RPCネタの2つ目。ブログを操作できる。
日記ツールとしてだけでなくCMSツールとしても活用されるブログだが、普通は専用の管理画面にログインしてそこから各種操作をするのが一般的だ。とある案件で「最近のブログツールはXML-RPCインターフェースを持っていて、別途対応のプログラムを用意することによって外部プログラムと連携できる」ということを知った。具体的には別途自前で用意したプログラムからXML-RPCメッセージを送信することによってブログに記事を書いたり、すでに書いてある記事を上書きしたり、といったことが可能だ。
いくつか規格が用意されていて、blogger、metaweblog、mtなどの規格がある。blogger企画をベースにして、その拡張がmetaweblog、ムーバブル対応拡張がmtといったところだろうか。
PHPでは、ping、RSS、XML-RPMの各機能を実現するための各種ライブラリがいくつか用意されている。PHP標準のライブラリであるPEARだけでも実現できるし、sourceforgeなどで開発されているxmlrpc.incやsimplepie.incなどを使っても簡単に実装できる。
しかし参考になるサイトが少ないのが現状だ。その理由は「XML-RPCの規格そのものが単純だから」ということらしいが、普通のウェブの世界でプログラムを作っていた人間からすれば、別世界に飛び込むようなもの。最初は何をどうしてよいのかわからないだろう。
先の投稿でも書いたけど、なるべくサンプルプログラムを掲載して、メモしていこうと思う。