以前、PostGISをyumでインストールする方法を書いた。
そしてCentOSでPostGISが使えるようになった
久々にPostGISをインストールすることになったので、チャレンジしようと思ったけどリンク先がなくなっていた。それに今度はCentOS6系になるので、別のやり方でインストールした。
PostGIS自体はRedHatやCentOSではパッケージが提供されていないが、Fedoraプロジェクトではパッケージが用意されている。今回はFedoraプロジェクトから提供されているRHEL用のリポジトリEPELを使ってインストールすることにした。
まず最初にEPELを使えるようにする。手順としてはキーを取得してインポートしておき、yumのリポジトリにEPELを追加することになる。
wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
rpm –import RPM-GPG-KEY-EPEL-6
rm -f RPM-GPG-KEY-EPEL-6
vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
最終行でファイルを新規作成する。記述内容は以下のとおり。
[epel]
name=EPEL RPM Repository for Red Hat Enterprise Linux
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/$basearch/
gpgcheck=1
enabled=0
例によってenabled=0に設定しておき、必要に応じてオプション指定してこのリポジトリを使うことにする。
ここからは簡単で、yumでPostGISをインストールすることができる。
yum –enablerepo=epel install postgis
依存関係からpostgis以外にもたくさんインストールしなければならないようだが、しかたがないので全てインストールする。
これだけで完了。簡単だった。あと、本当に使えるようになっているのかどうかは確認しなくてはならないけれど。