アメリカの格安レンタルサーバ3iX。40GB1ドルという超低価格なコースから契約できるレンタルサーバだ。数年前にレンタルしていたけど、用途がなくなってしまったのでそのまま解約したけど、今回再契約した。
海外レンタルサーバ3iX
昔の記事でいろいろ3iXの事を書いたが、ちょっと事情が変わったようだ。コントロールパネルであるcPanelの設定項目が減ったような気がする。当時クレーマーのようにいろいろリクエストをしたからかも。チャットサポートも以前ほどフレンドリーではなくなったような気がする。しかし気にしない。現状特殊なことをするつもりもなく普通にウェブサイトを立ち上げるだけだし。
海外のレンタルサーバだけあって転送速度だけは気にしておかなくてはいけない。セキュリティ面ももちろんだけどそれは日本も同じ(某レンタルサーバでひどい目に会ったから)。転送速度は幾分遅い。これは体感的にわかる。個人的には耐えられないような速度ではないけれど、「おっとり」している、という感じだろうか。HTMLの表示では感じないが、画像がもたついている。FTPも同様で、ややもたつく感じがする。「とにかくサクサク動かないと・・・」という人には勧めにくい。
あと時間帯によって速度に差が出る(これも日本と同じか)。遅くなる時間帯は、今まで使ってみたところでは日本時間の深夜1時頃とかと朝9時頃とか。現地時間だと夕方6時とかと深夜2時くらいになるのだろうか。仕事が終わった後と夜中という時間帯だから、日本と同じような状況なのだろう。
というわけでミッションクリティカルなサイトを運営したい場合はやや危険な感があるが、そうではないサイトなら低価格大容量というサービスは魅力的だ。日本のレンタルサーバでも十分低価格大容量になってきたから、日本のサーバでも十分といえば十分。ただし決定的な違いは「アダルト可」かどうかだ。日本のレンタルサーバなら軒並み不可だ。アダルト可のレンタルサーバになると、価格が上がる(ましてや1ドルで借りられるサーバはない)。日本でも安価なアダルトOKサーバはあるが、そこでひどい目に会ったので、今のところ敬遠している。
PHPの話題とすればphpinfo()の情報となるが、項目はてんこ盛り状態だった(別のサーバなら違う結果になるかもしれないけど)。まぁデータベースが使えて、マルチバイトがOK、curlがOK、simpleXML等XML系が使えれば、後はまぁなんとかなってしまう。ちなみにallow_url_fopenはだめだった。disable_functionsで制御される関数が設定してある(dl, system, passthru, popen, pclose, proc_open, proc_nice, proc_terminate, proc_get_status, proc_close, pfsockopen, leak, apache_child_terminate, posix_kill, posix_mkfifo, posix_setpgid, posix_setsid, posix_setuid)。system関数は使えないけど、execは大丈夫そう。ただ重い処理を走らせると、すぐに止められるのでこれは意味が無いかもしれない。
まぁ、徐々に様子を見ていくことにする。
海外レンタルサーバ3iX