OpenPNEインストール手順
OpenPNEのインストール手順を取りまとめた。OpenPNEに専用のサブドメインを割り当てて実際にインストールした。設定内容については、セキュリティ面を考慮すればよりよいディレクトリ構成があるが、空いているスペースにインストールしたのでそれについては割愛した。
(0) ダウンロードしたOpenPNEのファイルをあらかじめ展開しておく。
(1) ベースとなるディレクトリを用意する(ウェブとして公開されているディレクトリ)。
(2) (1)で用意したディレクトリ内にライブラリ用のディレクトリ(openpne)を作成。
(3) openpneディレクトリにあらかじめ解凍しておいたファイルのうち以下のものを設置(varディレクトリ配下のディレクトリは全てに書き込み権限を与える)。
bin/
lib/
var/
webapp/
webapp_ext/
(4) (0)で展開したファイルのうちpublic_htmlディレクトリ以下を(1)のディレクトリに設置する。
(5) (4)で設置したファイルのうちconfig.inc.phpの記述を変更する。
define(‘OPENPNE_DIR’, realpath(‘./openpne/’));
(6) 展開したファイルの中にあるconfig.php.sampleというファイルの記述を修正し、(2)で作成したディレクトリの中に設置する。変更箇所は以下の4箇所。
○ベースURL(OPENPNE_URL)
○DSN(データベースの設定)
○ENCRYPT_KEY(ログイン情報暗号化のための文字列・56文字以内のASCII・何でもよい)
○MAIL_SERVER_DOMAIN(携帯版でメール投稿する際に使用・今回は未設定)
(7) データベースを作成する。(6)で設定したデータベースの設定に基づいてデータベースを作成する。作成したデータベースに対してSQLを発行し、テーブルなどの準備をする。発行するSQLは(0)で展開したディレクトリにあるいかの2つのファイル。
setup/sql/mysql_001_table_structure.sql
setup/sql/mysql_002_init_data.sql
(8) ここまででひとまず準備は完了。次にセットアップモジュールを実行します。(6)で設定したベースURLの後ろに「?m=setup」をつけてアクセスします(以下は例)。
http://sns.example.com/?m=setup
(9) 管理情報を入力する画面が表示されるのでそこに入力し、サブミットします。
(10) 問題がなければセットアップ完了の画面が表示され、設置完了です。