PostGISにはFedoraが簡単
2009/10/05 | PostgreSQL
CentOSにPostGISをインストールする際にはいろいろ試行錯誤があった。いろんなところのRPMをとっかえひっかえインストールして動作確認し、やっとの思いでインストールすることができた。
今日、諸般の理由でFedoraCoreなサーバを準備することになり、ちょっとびっくりした(使用したのはFedoraCore8)。標準のリポジトリでPostGISが用意されているのだ。
FedoraCoreはその昔、RedHatから分家したとき、「最新を追い求める」という位置づけだったのでサーバには適さないと思い、FedoraCore3あたりから遠ざかっていた。当時はRedHatの無償型ということでCentOS(これは今やサーバ用ディストリビューションとしては主流)やWhiteBox Linuxを主に使っていた(といっても、いずれもパッケージ管理システム等々ほぼ同じ構成なので特段迷うこともないのだけれど)。今でもよほどの理由がない限り、FedoraCoreを使おうと思わないが、使いたくなる理由ができてしまった。なんといってもyumコマンド一発でPostGIS(もちろん関連するパッケージも全て)をインストールしてくれるからだ。
まぁ、FedoraCoreの寿命の短さは今でも変わらないだろうから早々簡単には使えないけれど、インストールに悩まなくていい点は選択肢の一つに入れる大きな理由になりそうだ。