さくらのVPS

2011/05/12 | VPS

WebArena Cloud9が自殺したので、さくらのVPSを借りた。1.5Gっていうメモリ1.5GBのプランにした。もう一つ上の4Gにしようかと思ったけど、Cloud9上でメモリ1GBで動作していたのでやめておいた。

さくらのVPSって、ウェブでもどこかに書いてあったけど、本当になぁんにもインストールされていない状態で渡されるのね。でもまぁ、そのほうが、かえって余計な物が入ってなくてうれしい。それにインストールはyumで実行するわけだから何にも困らない。

少し設定をしたけど、メールがどうしても送信できない。いや、ターミナルからは送信できるが、相手サーバに届かない。ログを見ると「Connection timed out」の文字がある。なんでぇ、と思い検索したら、どうやら一般的な共有サーバと同じで、お金を払うまではメールの送信ができないようになっているらしい(というかサブミッションポートで送信するよう設定されているらしい)。仕方が無いので、お試し期間の終了を待たずして本契約。しかしそれでもすぐにはメールは使えない。お昼くらいにカード決済して、夕方メールも開通した。どうやら決済後すぐにメールが開通するわけではなさそうだ(夕方らしい)。

それでも、さくらのVPSは快適だ。基本的にロードアベレージがいつも0だ。DTIのVPSとはここが違いそう。ちなみに今日思ったのは、サーバ提供各社で仕様の記述がまちまちということだ。今回借りたさくらのVPSはメモリ最低1.5GB、最大1.5GBのようだ。前回契約したDTIのVPS(Standardプラン)は最低512MB、最大1.5GBだ。全部、最低(保証)と最大の使用可能量を記載するべきだ。

何はともあれ快適。もう一台借りるかもだな。


Cloud9、お前はもう、死んでいる

2011/05/11 | VPS

本日「WebArena Cloud9のサービス復旧見通しがたたない」とのアナウンスがあった。

その時につぶやいたよ、「お前はもう、死んでいる」。

WebArenaからメールが来たのだが、そこには免責に関する事項が書いてあったが、月額費用の範囲内で、という意味の文章があったのでサポートに電話してみた(あくまでソフトにクレームをつけてみた)。いちおう規約には、サーバ会社に過失があった場合は、月額料金の範囲を超えても補償する事になっていることは確認済み。

自分:保証の範囲が月額料金の範囲内という根拠はない、というのは規約と照らし合わせると御社に過失がないという具合に読み取れますが。

サポート:過失の有無につきましては現在原因を究明中でございまして、その結果如何に・・・。

自分:じゃぁ、現状原因不明ということで、損害賠償の上限が月額料金の範囲内におさまるとは言えないわけですよね。

サポート:・・・。

ということでやりこめておいた。損害賠償がとれるかどうかは別として、原因が究明された段階で報告書が作成され、そこには賠償等に関する全ての事項が網羅されるとのことで、かつその報告書を送ってもらえるよう依頼しておいた。

原因究明といってもサーバが復旧できてからの話なので当分先になりそう。まぁ、他のサーバを借りてしまったからもう関係ないけどね。

WebArena Cloud9、もうめちゃくちゃ・・・

2011/05/09 | VPS

ひどい、ひどすぎる。NTT PC Communicationsが提供するクラウドサービスCloud9がひどすぎる。

これまでもディスクアクセス遅延で「なんだかなぁ」と思っていて、5月に入ってトラブル続き。そして極めつけは5月8日のトラブルで全然復旧せず。これまではコントロールパネルへのアクセスが出来なかったというトラブルが多かったのだが、今回はVPSそのものにアクセス出来ない。つまり全く使えない状態だ。そしてその復旧予定が5月12日。おいおい、まるまる3日以上もサーバ停止ってどれだけひどいんだよ、って感じ。100円、200円のサーバじゃないんだよって思う。かつてバリュードメイン提供の共用サーバ「CoreServer」でひどい目にあったが、それにつぐひどさ・・・。

ずるいって思ったのがウェブサイト。ディスクアクセス遅延のため申し込みを見合わせている旨の表記。ディスクアクセス遅延なんてサービス提供開始時、つまり半年以上前からわかっていたことで、そんなことで申し込みを見合わせたわけでないのは明白。サーバが落ちていればリアルタイムで申し込みできないから、そういう理由で募集を停止しているのに、だ。

で、WebArena曰く、SuitePROv3を初期無料、3ヶ月無料でご利用いただけるよう手配します、だって。Cloud9を使っているのはv3で問題があったから移転したのに、また戻れとはどういうことよ。

うちではこのVPSをクライアント用に提供しているのだが、クライアントがとてもいい人で逆に気を遣っていただけたりして・・・。

とりあえず移転せねばなるまい。まぁ、さくらのVPSかなぁ。

新サービス「小学生のお勉強」

2011/05/03 | その他

新しくウェブサイトを作った。タイトルは「小学生のお勉強」。

別に自分は教育パパや教育ママの類ではないけれど、子供は必要最低限の勉強はやらなくてはならないと思っている(宿題は必要最低限の範囲外だとも思っている)。勉強の得意な子もいれば不得意の子もいるが、最低限の知識がないと、大人になったときに事物に対して的確な評価が出来なくなる(インターネット掲示板の無責任発言者達のようになってもらいたくはない)。

でも、いざ子供に勉強をしてもらうにも、教材を買い与えたり、塾に通わせたり(通わせたくないし)、通信教育サービスを受けさせたり(受けさせたくないし)、と必要以上にお金がかかってしまう。かといって自分で教材を用意してやるような(作ってやるような)時間も取れるはずもない。

きっとそういうふうに考えているパパママが多いのではないかと思って、新しくウェブサイトを立ち上げた。

小学生のお勉強

ウェブ上で条件を指定して、簡単にドリルを作るサイトだ。とりあえずスタートということで、算数の問題を自動生成するプログラムを用意してみた。算数は足し算、引き算、掛け算、割り算の四則計算で、二つの数字の桁数をそれぞれ指定できる。足し算と引き算は繰り上がりや繰り下がりの有無を指定できるようにした。単に乱数で二つの数字を作っているわけではない。これだと子どもの勉強レベルに合わせて、集中的に類似問題に取り組ませることが出来、効果も大きいからだ。

このプログラムに関して言えば、データベースも使用せず、各演算のための計算ルーチンを微調整しつつ関数を用意し、それに引数を当てはめることによって、問題を生成している。あと作った問題はファイルキャッシュしておいて、作成後30日の間であれば、いつでも同じドリルを呼び出すことが出来るようにしてある(30日後には自動的に削除される)。

もし小学生(1年から4年生程度かな)のお子さんをお持ちのパパママがご覧になられているのであれば、是非お試しいただければと思う。「悪くない」と思えるのであれば、学校とかでも使ってもらえるとうれしい。特に東北大震災では小学生の勉強にもかなりの影響があったと聞く。無料で使えるので、教材でお困りの方がいるようであれば、なんとか使ってもらえれば・・・(ただしPCとプリンタが必要なのでボランティアの人か誰かが手助けしてあげないといけないかもしれない)。

PHPからPDF出力

2011/05/01 | PDF関連

ウェブから印刷用データを配布するのに、久しぶりにPDF出力を試してみた。昨今はCSSである程度の制御もできるようだが、やはりPDFの表現力にはかなわない。

以前はmbfpdfを使用していた。完全にやり方を忘れていたというのもあるし、日本語を簡単に扱いたいというのもあるし、新しいものに触れてみたいというのもある。そして検索で行き着いたのがTCPDF。

TCPDF

これ結構すごい。fpdfから拡張したようなのだが、最初からマルチバイト文字列が使えるようになっている(UTF-8)。日本語フォントも含まれているので、何も手を加えずともそのまま日本語のPDFファイルを作ることが出来る。

そしてfpdfのメソッドがだいたい組み込まれているようで、fpdfからの移植にほとんど手間がかからなかった(最初はfpdfでつくっていたのだが、将来的に日本語も使いたいので、一旦作ったプログラムを移植した)。

後はフォント。利用制限のない日本語フリーフォントでよさげなものを探すことにする。


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