MySQLの巨大なファイルをインポートする
phpMyAdminでMySQLデータをエクスポートする場合、ダンプファイルの容量を心配する必要はあまりない。数百MBとかでも特に考えることもなくダウンロードできていた。しかし、問題はインポート。phpMyAdminではファイルをアップロードしてインポートする形式になるのだが、PHPのアップロード制限があったり、Apacheのアップロード制限があったり、といろいろ制約が多い。
サーバにデータを転送しておいてコマンドラインからインポート、という手が使えればもちろん問題ないのだけれど、安価なレンタルサーバではシェルログインできないことがほとんどだ。
そんな時に便利なのがBigDumpだ。このスクリプトはPHP で書かれていて、このファイルの必要箇所を書き換えてサーバにアップロードし、データもファイルと同じ階層にアップロード、さらにスクリプトへブラウザからアクセスして指示に従えば、データ量が多くても(数百MB程度でも)問題なくインポートすることができた。
実際どのくらいの容量を想定すれば良いのか、という問題はさておき、個人商店のようなプログラマが小・中規模のサイトで1GBを超えるデータを扱うような可能性は滅多にないので、便利に使えるツールだと思う。