久々にPostGIS

2011/02/01 | PostgreSQL

諸般の事情で再びPostGISに触れる機会があった(触れるどころでは済まないのだけれど)。まずはインストールから。しかし以前一度苦労しているので悩まない。今回はCentOSにインストールするのだが、あらかじめRedHat用にコンパイルされたPostGISのrpmを入手してあるのだ。今回使用したパッケージはこちら。

geos-3.0.0-1.x86_64.rpm
postgis-1.3.2-2.x86_64.rpm
proj-4.6.0-1.x86_64.rpm

で、まずはこれらをrpmで普通にインストールする。依存関係があるので3つ同時にインストールするのがよい。

それからPostgreSQLの設定。OSはインストールホヤホヤなので初期化も完了していないので作業としてはデータベースの初期化から始めなくてはいけない。作業したコマンドを全て列挙する。

initdb –no-locale –encoding=UTF8
createdb template_postgis
createlang plpgsql template_postgis
psql -d template_postgis -f lwpostgis.sql
psql -d template_postgis -f lwpostgis_upgrade.sql
psql -d template_postgis -f spatial_ref_sys.sql

データベースを初期化し、PostGIS用のテンプレートを作成、PL/pgSQLを使用できる状態にして、必要なSQL文を流し込む(SQL文はインストールしたパッケージに添付されている)。

この時点で出来上がったデータベース(template_postgis)は、通常のデータベースであってテンプレートではない。このデータベースを元にしてPostGISなデータベースを作るためには、テンプレート化しておかなくてはいけない。そのためにpsqlしてから以下のコマンドを入力した。

update pg_database set datistemplate=true where datname=’template_postgis’

これでPostGISのインストールが完了した。今後はtemplate_postgisをテンプレートとしてデータベースを作成すれば良いことになる。とりあえずここまでトラブルなく進めてよかった。

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