Saases、お前もか

DTIのServersMan VPSから乗り換えて2週間、快適に動いていたが、いきなり死亡。しかもお試し期間終了後2日目という絶好のタイミング。

朝にサーバを確認しようとSSLでログインしてみて驚いた。/etc/rc.d/init.d/以下ののファイルがない!。というかIOエラーで読み取れない。

ls: reading directory .: Input/output error

もう声もでない。現在契約中なのはインダストリアのStandard entryというプランなのだが、これってクラウド。ほんと、クラウドの悪夢再びって感じ。いちおうSSHでログインできたので、作業ディレクトリを作ろうとするとこちらもエラー。もう、どうなっとんねん。

どうも昨夜から障害があって(障害発生のメール)、今朝復旧のメールを受け取ったのだけれど、どうもそれが完全に復旧していなかったんじゃないかと思える(その障害もストレージへのアクセス不能だったから)。

愕然としていたが、更に追い打ち。サポートに依頼しようにも土曜日で対応が期待できず。このサーバは長時間停止させたくないので、初期化再インストールを選択。そして、初期化!。ってすごく時間かかってるよー。ダメかもー。

って思ってたら、復活。初期状態に戻った。ちょっとうれしかった。だって30分くらい待ったから、初期化さえもできないのかと思った。しかしまだ、これからセットアップ作業をやらなくてはいけない。1時間くらいかかるんだよね、これが(昨日から色々障害続きでダメージが大きいというのに)。

まぁ、Saases問題一回目として記憶する。二回目があれば、また移転。信頼をおいていたWebArenaに裏切られ(クラウドもVPSも)、DTIにも裏切られ、Saasesもだめとなったら、選択肢がほんと限られてくる。さくらは既に現在2台契約しているがこちらはすこぶる好調。これはたまたまなのか。あー疲れた。

こんにちは、Saases

そしてDTIのVPSからの移行先ということで、まずはSaasesを選択してみることにした。今回はクラウドサービスIndustriaのStandardプランEntryを採用することにした。Entryはつい最近できたプランだ。それにしてもここはプランが多すぎて、選ぶのが苦労する。クラウドサービスでIndustriaとOsukiniの二つ。それとVPSのOsukini。だいたい名前も同じようなのを使ってるし、名称がプランの内容を表していないので、検討するときは毎回苦労させられる。

今回は、とりあえず難しいことをするつもりはなく、単にroot権が欲しいだけだったし、初期費用が無料かつクラウド(またはVPS)からの乗り換えで3ヶ月無料ということで、このプランを選んだ。

コントロールパネルを使った印象はごく普通。最近のVPSやクラウドによくある感じ。iptablesの初期化機能もある。ただしさくらやDTIと違って仮想コンソール機能がない。非常に便利な機能だけに、仮想コンソールをなんとか実現して欲しいところだ。っていうかそれは単にクラウドだからないだけで、VPSならあるのだろうか。

Webminも使えるようだが、基本的にセットアップはコマンドラインから手動でやってしまうので不要。OSはCentOSなので全部yumでインストール(諸般いろいろな意見はあるだろうがtarボールからのインストールは後々の管理が面倒なので基本的にやらないことにしている)。

で、セットアップが終わって、DTIサーバでの運用内容を移行し、運用を開始した。そして印象。DTIより断然快適だ。DTIではStandardプランを使っていたのだが、これは保証メモリ512MBで最大1.5GBまで使えるプランだった。今回のは1GBの制約。今回はapacheとpostfixだけで、データベースはまだ動かしていないので、この違いは正直わからない。しかしディスクアクセスが格段に速いような気がする。これは仮想化ソフトウェアの仕様によるものが大きいのかもしれない。ちなみにさくらはKVM、SaasesはXen、DTIはOpenVZらしい。

まぁ今回移行してよかった。月額金額も同じだし。初期費用もかかっていないし。しばらく運用した段階で、またレポートしようと思う。

さようならDTI VPS

結局DTIのVPSは解約することにした。

長らく我慢して使ってきたのだが、とにかく遅い。WebArenaのVPS「SuitePro v3」とまったく同じ症状のように見受けられる。以前小耳に挟んだのだが、v3とDTIでは同じ仮想化技術を使用しているらしい(openVZ)。どうもこれが原因のように思えてならない。

以前、DTIのサポートに「重いみたいなんですけど」と連絡したら、tcprcvbufでfailcntがカウントされている、と返事をもらった。再起動すればリセットされるとのことだったが、再起動しても一旦はリセットされるものの結局カウントは増え続ける。通信でエラーが出ると言われてもなぁ、ということでApacheだけを起動した状態にしてみた。failcntの増加は見られないもののそれでも重い。ちなみにそのプログラムを100円サーバに置いてみたが、こちらではサクサク動いているように見える。一概に比較することは出来ないけれど、やっぱ、これって駄目。ということで引っ越すことにする。

本来ならさくらのVPSがいいのだが、既に2件契約している。依存度を分散させたいので、移転先は別のところを探す。目下のところsaasesのクラウドに照準を絞っている。回線が弱いらしい、そしてデータセンターがしょぼいらしいけど、たしか運営会社は昔からサーバ関連の会社だったように記憶している(データセンターというかアレは単なる民家だと思うが・・・)。

まぁ、回線は我慢する。民家も我慢する。処理速度がある程度まともであれば・・・。

DTI ServersManちょっと重いね

2011/05/27 | VPS



現在借りている安価なVPSを相応に使ったので、その比較メモを残す。比較するのは「さくらのVPS1.5G」と「DTI Standardプラン」。比較と言っても実用してみた感想程度だが結構的を得ているのではないかと思う。

メモリ:

最大使用可能量という点では同じスペックだ。さくらは最大までめいっぱいいつでも使えるが、DTIは最低保証値が512MB(バースト時に1.5GBまで使えるようだ)。基本的に常時メモリを食うような処理をすることがなければ(アクセス数が多くなるウェブサイトを運営しなければ)、同程度と考えてよさそう。

ハードディスク:

さくらは50GBでDTIは30GB。まぁ、似たり寄ったりかな。さくらはデフォルトで20GBと30GBでパーティションが分かれるので、その点は注意が必要。

CPU:

さくらは仮想2コア、DTIは物理2コアのようだ。

速度:

DTIはCPU物理2コアなので、メモリが同量使えるのならDTIのほうが速そうなのだが、DTIのほうが重い。ロードアベレージが昼間1近く(時には1以上)に上がることが多い。物理サーバに同居する別アカウントに問題があるのか、VPSの仕様に問題があるのか、いろいろあるだろうが、現状は圧倒的にさくらの方が速い(ロードアベレージはほとんどいつも0だ)。

金額:

初期費用はさくら4980円、DTIは0円、月額費用はさくらが1980円、DTIが980円。全体的に見てスペックが比較的似通っているが、サーバの重さ(速度)がそのまま金額に反映されているように見える。

総評:

VPSをウェブサイト運用という目的で使用する場合、使用者は相応のサイトを運営すると想定すれば、DTIはおすすめしない。金額は多少高めになるがまともな速度でサイトを運営したければさくらのほうが圧倒的に良いと思う。

WebArenaとの折衝(16日の経過報告)

2011/05/16 | VPS

トラブル発生は常に覚悟していることだからそれほど問題ないんだけど、そのリカバリーって非常に大切だと思う今日このごろ。先週、戦利品としてメモリ4GB、ハードディスク150GBをゲットしたが、料金について問い合せてみた(代替提供終了後:9月から)。

最初の回答:基本料金8,820円、ハードディスク増設(バックアップ有)5,250円、メモリ4GB(増設2GB)4,200円

まず1点、先週メールでcloud9と同じ金額(4,800円)で、と連絡があったのにどういうことよ(しかも、偉そうに「特別に」なんてメールには書いてあったが)。って、ことでまず、基本料金が4,800円に修正。

あとメモリとかハードディスク増設は、「お客様の必要な容量でスタートさせていただきます」と言ったから増設してもらった(もちろん料金のことなど何も教えてもらっていない)。そこで「お金のことは何も言われなかったのですが」と言ってみた。いや、正直「金額はこれでお願いします」と言われれば、それに従わざるをえないと思っているのだが、明らかに対応が後手後手にまわってしまっている。ちょっとそれが納得いかない。

あと、今回5月にトラブルが発生。8日以降サービスが停止しているのだが、使えたのはたったの7日間だ。しかし5月分の料金は既に決済にまわっている。先方からの連絡では6月分を無料にしますと言っているのだが、それがそもそもおかしい。いちおう5月末で解約するということになれば、5月分を決済口座に返金との連絡はもらっているが、こんな場合はどうだろうか。

データがサーバにあるから、それが必要なために復旧を待っていると仮定する。仮に5月27日に復旧したとして、5月28日中にデータを全て吸い上げたとする。でもそこから解約申請したとしても、既に5月末の解約には間に合わない。本来なら5月にサービスをまともに提供されていないわけだから5月分0円で終わりたいのに、6月まで契約が残ってしまうと何も使っていないのに1ヶ月分(5月支払い分)が無駄になってしまう。

同様に6月1日に復旧したらどうなるんだろうか。とか。使った7日分を日割り計算でもいいから、ちゃんと5月分から返してもらったほうが、明瞭だと思うんだけど。なんといってもWebArena側の前提が「客は継続して使う」ところにあるようで、ほんとわかっちゃいない。みんな単にデータを取り出したいだけど、継続して使おうと思っている人なんてごく僅かなんだけど。

サポートの人が「現在復旧作業を優先的に進めております関係で・・・」と言っていた。何人社員がいるのかわからないけれど、全員が復旧作業をしているわけでもないのだから・・・と思うのは意地悪だろうか。


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