待ち合わせ場所を知らせるときに

外で待ち合わせることが多い。個人の場合は、飲む約束とかで。仕事の場合は、打ち合わせの約束とかで。仕事といっても、打ち合わせできるようなステキな事務所を持っているわけでもないし、個人個人のつながりが多いから相手も自宅兼事務所な人が多い。必然的に「どこかで待ち合わせ」になる。

以前から「待ち合わせ場所」を人に知らせるのが面倒だと思っていた。簡単に地図上にポイントを落とせて、それを簡単に人に教えることができないかなぁ、といつも思っていた。地図上にポイントを落とすサービスならいくつでもあると思うけれど、それを超簡単に実現できるようなサービスはないかなぁ、と思っていた。でも、常々思っていても、探すのが面倒だった。カフェで待ち合わせることも多いけど、意外とカフェのウェブの地図って小さかったり見にくかったり、駅との位置関係が把握しにくかったり・・・。

結局自分で作った。待ち合わせ場所通知サービス「KoKode.in」(ココで.in)。

何の変哲もない、Google Mapsを設置しただけなんだけど、極力簡単に人に場所を教えられるようにしてみた。ページも1枚だけ。操作は全てAjaxで制御(jQuery)。バックグラウンドは軽量PHPフレームワーク3eyes(フレームワークも実用レベルになってきたからソースコードを精緻化して公開しないと・・・もうずっと放置したまま)。印刷もできるし、携帯でも見れるし、なんだかとてもうれしい(デザインにはこだわらない・・・)。

とりあえず自分が便利なように。他の人も便利になるかも、ということで公開。使う人いるかな。

CGI版PHP用の設定

CGIとしてPHP4をインストールし、PHPスクリプトの1行目にパスを記述して、ウェブからアクセスしてみた。しかし500エラーが返ってきた。Apacheのログを見ると「Security Alert!」「The PHP CGI cannot be accessed directly.」とある。でも、これ意味がよくわからない。さらにメッセージが並んでいるのだが、自分の英語の読解力が低いせいか、全部読んでも意味がわからない。

調べてみると、設定ファイルを変更すればよさそうだ。

cgi.force_redirect=0

やっぱり意味がわからない。設定変更して、Apacheを再起動し、スクリプトがPHP4のCGIとして動作することを確認できた。セキュリティの問題らしいので、詳しくドキュメントを読み込む必要がありそうだ。ま、とりあえず、これでよし。

今さらPHP4をインストール

2009/10/12 | PHPの基本

今更PHP4を使いたいなんて絶対思わないけれど、過去の遺産があってどうしてもPHP4を使わざるを得ない状態になってしまった。しょうがない。自分でサーバの設定をするのは不本意ではあるけれど(プログラムしかできないと世間では通している手前)、インストールすることにした。

まずPHP4のソースをダウンロードしなくてはいけない。普通に検索しててもぜんぜん見つからなかったんだけれど、検索結果を漁ってようやくわかった(こんなところにリポジトリってたのね)。「museum」・・・たしかに博物館的遺物。

http://museum.php.net/php4/

お好きなバージョン(普通はlatest)を選んでダウンロード。今回は4.4.9。PHP4はこれが最終リリース。そしてまず解凍し、解凍したディレクトリに入る。

tar xvfx php-4.4.9.tar.gz
cd php-4.4.9

とりあえず、configureしてみる。もちろんここで、いわゆるPHPのconfigureオプションを指定(しなければデフォルト・・・ってデフォルトが何かは知らないけれど)。

./configure
:
:
configure: error: no acceptble cc found in $PATH

エラーだそうです。開発環境が用意されてないとのことなので、とりあえずインストール。

yum install gcc

これでインストールOK。再度configureを実行。

configure: error: cannot find output from lex; giving up

またエラー。lexって何だよ、って思って調べたら、flexってのが必要になるらしい。

yum install flex

これでインストールOK。再度configure実行で、一応正常終了した。そしてmake。

make

ずらずら処理内容が記述されて、いちおうおなじみのThankYou画面が表示された(この画面は何年かぶりに見たので、少しうれしい)。あとはmake installでインストール完了。今回はcgi版だけが必要だったので、sapi/cgi/phpだけを/usr/bin/php4という名前でコピーした。他にも必要なのかもしれないけれど、とりあえずそれだけ。

いまだに、こうやって過去の遺産を漁っている人はいるのだろうか・・・。

PostGISにはFedoraが簡単

2009/10/05 | PostgreSQL

CentOSにPostGISをインストールする際にはいろいろ試行錯誤があった。いろんなところのRPMをとっかえひっかえインストールして動作確認し、やっとの思いでインストールすることができた。

今日、諸般の理由でFedoraCoreなサーバを準備することになり、ちょっとびっくりした(使用したのはFedoraCore8)。標準のリポジトリでPostGISが用意されているのだ。

FedoraCoreはその昔、RedHatから分家したとき、「最新を追い求める」という位置づけだったのでサーバには適さないと思い、FedoraCore3あたりから遠ざかっていた。当時はRedHatの無償型ということでCentOS(これは今やサーバ用ディストリビューションとしては主流)やWhiteBox Linuxを主に使っていた(といっても、いずれもパッケージ管理システム等々ほぼ同じ構成なので特段迷うこともないのだけれど)。今でもよほどの理由がない限り、FedoraCoreを使おうと思わないが、使いたくなる理由ができてしまった。なんといってもyumコマンド一発でPostGIS(もちろん関連するパッケージも全て)をインストールしてくれるからだ。

まぁ、FedoraCoreの寿命の短さは今でも変わらないだろうから早々簡単には使えないけれど、インストールに悩まなくていい点は選択肢の一つに入れる大きな理由になりそうだ。


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