SQLiteでunixタイムスタンプ値を日付に

2011/07/25 | SQLite

諸般の理由でSQLiteに日時を格納するときにUnixタイムスタンプの値を使っている。これを取り出すときに日時の形式にして表示するためのSQL文の記述方法のメモ。

SELECT datetime(datetime(カラム名, ‘unixepoch’),’localtime’) FROM テーブル名;

unixepochを指定することで一旦日時形式にしているのだが、これだとUTCとして取り扱うらしく、さらにlocaltime指定して、環境変数で指定されているタイムゾーン(日本のタイムゾーンであるJST)に変換している。

これ、よく使う。

こんにちは、Saases

そしてDTIのVPSからの移行先ということで、まずはSaasesを選択してみることにした。今回はクラウドサービスIndustriaのStandardプランEntryを採用することにした。Entryはつい最近できたプランだ。それにしてもここはプランが多すぎて、選ぶのが苦労する。クラウドサービスでIndustriaとOsukiniの二つ。それとVPSのOsukini。だいたい名前も同じようなのを使ってるし、名称がプランの内容を表していないので、検討するときは毎回苦労させられる。

今回は、とりあえず難しいことをするつもりはなく、単にroot権が欲しいだけだったし、初期費用が無料かつクラウド(またはVPS)からの乗り換えで3ヶ月無料ということで、このプランを選んだ。

コントロールパネルを使った印象はごく普通。最近のVPSやクラウドによくある感じ。iptablesの初期化機能もある。ただしさくらやDTIと違って仮想コンソール機能がない。非常に便利な機能だけに、仮想コンソールをなんとか実現して欲しいところだ。っていうかそれは単にクラウドだからないだけで、VPSならあるのだろうか。

Webminも使えるようだが、基本的にセットアップはコマンドラインから手動でやってしまうので不要。OSはCentOSなので全部yumでインストール(諸般いろいろな意見はあるだろうがtarボールからのインストールは後々の管理が面倒なので基本的にやらないことにしている)。

で、セットアップが終わって、DTIサーバでの運用内容を移行し、運用を開始した。そして印象。DTIより断然快適だ。DTIではStandardプランを使っていたのだが、これは保証メモリ512MBで最大1.5GBまで使えるプランだった。今回のは1GBの制約。今回はapacheとpostfixだけで、データベースはまだ動かしていないので、この違いは正直わからない。しかしディスクアクセスが格段に速いような気がする。これは仮想化ソフトウェアの仕様によるものが大きいのかもしれない。ちなみにさくらはKVM、SaasesはXen、DTIはOpenVZらしい。

まぁ今回移行してよかった。月額金額も同じだし。初期費用もかかっていないし。しばらく運用した段階で、またレポートしようと思う。

さようならDTI VPS

結局DTIのVPSは解約することにした。

長らく我慢して使ってきたのだが、とにかく遅い。WebArenaのVPS「SuitePro v3」とまったく同じ症状のように見受けられる。以前小耳に挟んだのだが、v3とDTIでは同じ仮想化技術を使用しているらしい(openVZ)。どうもこれが原因のように思えてならない。

以前、DTIのサポートに「重いみたいなんですけど」と連絡したら、tcprcvbufでfailcntがカウントされている、と返事をもらった。再起動すればリセットされるとのことだったが、再起動しても一旦はリセットされるものの結局カウントは増え続ける。通信でエラーが出ると言われてもなぁ、ということでApacheだけを起動した状態にしてみた。failcntの増加は見られないもののそれでも重い。ちなみにそのプログラムを100円サーバに置いてみたが、こちらではサクサク動いているように見える。一概に比較することは出来ないけれど、やっぱ、これって駄目。ということで引っ越すことにする。

本来ならさくらのVPSがいいのだが、既に2件契約している。依存度を分散させたいので、移転先は別のところを探す。目下のところsaasesのクラウドに照準を絞っている。回線が弱いらしい、そしてデータセンターがしょぼいらしいけど、たしか運営会社は昔からサーバ関連の会社だったように記憶している(データセンターというかアレは単なる民家だと思うが・・・)。

まぁ、回線は我慢する。民家も我慢する。処理速度がある程度まともであれば・・・。

opensslのランダムファイル作成でエラー

2011/07/11 | apache

SSL導入で、opensslにてランダムファイルを作成するときにエラーが出た。

[root@iris dev]# openssl md5 * > /root/rand.dat
Read Error in lib
29682:error:0200B015:system library:fread:Is a directory:bss_file.c:198:
29682:error:20082002:BIO routines:FILE_READ:system lib:bss_file.c:199:
Read Error in log
29682:error:0200B015:system library:fread:Is a directory:bss_file.c:198:
29682:error:20082002:BIO routines:FILE_READ:system lib:bss_file.c:199:
Read Error in templates
29682:error:0200B015:system library:fread:Is a directory:bss_file.c:198:
29682:error:20082002:BIO routines:FILE_READ:system lib:bss_file.c:199:

え、なんで、なんで、と戸惑ってしまった。落ち着いてエラーメッセージを見たら、指定したファイルの中にディレクトリが含まれていますよ、との記述。*で指定した箇所にディレクトリがあったから、エラーになっていた。たしかに「lib」「log」「templates」のディレクトリがあって、エラーメッセージにも表示されてるじゃん・・・。

エラーメッセージはちゃんと読みましょう。

無料アンケートASPサービスリニューアル

2011/07/09 | その他

以前アナウンスした「無料アンケートASPサービスCubeQuery」をリニューアルした。

無料アンケートASPサービスCubeQuery

まずデザイン面は一新。以前があまりにも貧弱だったので、今回は少し豪華に見える(といってもシンプルだけど)。丸みをおびたデザインなので、一般受けしやすいんじゃないかと思う。ちょっと気に入っている。

プログラムも以前のサービスからは一新、ソースコードは以前のものとは全く違う。以前のは昔のフレームワーク(mojavi)でPHP4、PEARのHTML_QuickFormな環境だったので、とりあえずPHP5対応にしたかった。今回はオリジナルフレームワーク3eyesで開発。開発効率がとてもいいので、機能も充実させた。回答確認画面の有無を任意に設定できたり、回答有効期限を設定できたり。あと要望が多かった作成済みアンケートを修正する機能も実装した(諸般の事情で実装するかどうか迷ったが、条件付きで使えるようにした)。

欲を言えばマトリクス型設問作成機能も追加しようかと思ったが、アンケート作成画面が煩雑になるのでとりやめ。アンケートの初級者・中級者向けのシステムという位置づけだから、あまり機能を増やして難しくするようなことはしたくなかった。

それと、まだオープンしていないけど、有料サービスを始めようと考えている。初級者・中級者向けのシステムだけれど、仕事面で使用される方から「SSL使いたい」という要望をいただいていたからだ。マーケティング企業の大手からもお声がけいただけるという点がありがたく、8月を目処にサービスインしようと思う。

有料版CubeQuery

でも一番悩んだのが決済。アンケートASPの有料サービスは大抵月額数万円レベルで、それなら銀行振込だけでもいいけれど、CubeQueryは「簡単で必要最低限だけど使いやすい」点に強みがあるので、数百円レベルで使えるようにしたかった。となると銀行振込は振込手数料の負担が大きすぎる。されどクレジットカード決済を導入しようとすると、決済代行会社と直接契約だと結構な金額を取られるし、ショッピングカートASPを使うのもちょっと・・・(商品点数少ないし)。で、今回はPaypalにチャレンジした。日本ではあまり活用されていないPaypalだけど、月々の利用料みたいなのは一切必要ないし、トランザクション費用も格安で、すごく便利なサービスなのだ。残念ながら日本語の解説サイトがないし、本家サイトも英語の説明がメインだから敷居が高いけれど、チャレンジしてみればなんとかなるものだ。現状だいたい動作させることに成功している。

さて、読者の方でも、アンケートを実施する際は是非活用して欲しい。もちろんフィードバックをいただけるとありがたい。全てのメールに返信はしていないけれど、メールは全て確認しているので。

今後の進展を乞うご期待。


守谷市(まちの情報ポータル) 無料アンケートレンタルjpForm.net