GMOが2013年7月に提供を開始した新しいVPSブランド「ConoHa」を新たに契約したのでメモしておく。
GMOグループは、お名前.com、ラピッドサイト、ServerQueenといろんなブランドでVPSを提供している。以前はあまり好きではなかったが、お名前.comで借りているVPSが予想以上に快調で最近自分の中では株が上がっている。そんなGMOが2013年7月にConoHaというブランドで新たにVPSサービスの提供を開始した。
萌えキャラを全面に押し出しているようで、正直なところ全く興味がわかなかったのだが、複数のIPアドレスを使用できるということで、試用する運びとなった。今回契約したのはメモリ2GBのプランでスペックは以下のとおり。
メモリ2GB
ハードディスク200GB
CPU3コア
初期費用0円
月額費用1,470円
低価格VPS路線としては概ね一般的なスペックであり、安価である(昔はもっと高かったよなとしみじみ思う今日このごろである)。お試し期間も15日あるので試用には十分だ。最初に申し込む(アカウントを登録する)際にクレジットカードの番号が必要。アカウント作成後、VPS追加時に電話認証(管理画面から登録した番号に電話をかけさせて暗証番号を入力)を要求される。ちなみにうちの電話はちょっと小細工がしてあって電話認証できなかったのだけれど、その際「携帯の番号にでも変えてくれ」とのメッセージが表示されたので、指示に従って認証することができた(昨今固定でも携帯でも認証さえ出来れば番号はなんでもいいのかね)。
電話認証完了後、管理画面からVPSを作成すると数分程度でVPSが準備され起動する。初回起動時はsshとpostfixが動いていた。またVPS作成時にSSHキーが作成される(多分root用)。基本的にはrootでログインすることはないし、最初はウェブコンソールからログインしたのでこのキーは使わなかった(新規ユーザを作ってそちらを使うので)。
まだ何も試していないのだけれど、ちょこっと触ってみた感じでの印象をメモしておく。
良い点
- 体感速度
SSHでログインしてコマンドを叩いている印象では、とっても速い!。ものすごく快適だ。
悪い点
- とりあえず今のところ見つからない。
試用期間の解除の方法がわからない。放置しておけば勝手に本契約になるようだが、25番ポート制限を早めに解除したくて。
後日ウェブサイトをよく読んで本契約に移行する方法がわかった。
とまどった点
- apacheを起動したけどブラウザから接続できず(同様にSSHも)。
理由が全然わからなかったけど、そういえば「ConoHaで、あっという間にWebサーバーを立ち上げてみる方法」ってのが技術情報にあったと思いだしたので確認してみた。
どうやらデフォルトでiptablesが設定されている模様(初期設定では22番ポートのみオープン)。これは他のVPSではなかったこと。とりあえず後で設定し直すとして、技術情報に従ってCUIベースの仮ツールで設定。無事接続できた。
あとで、手動で設定してSSHのポート番号変更もできた。
今、わかるのはそれだけ。さすがに提供を開始してから1ヶ月経過していないので、口コミ情報が殆ど無いに等しい。これからユーザが増えれば速度も遅くなってくるのかもしれない。あとどのくらい安定稼働してくれるのかそれが少しだけ心配。とりあえず人柱ということで。