textpatternのバグ(不具合)?

2006/10/09 | SNS/CMS/ブログ

最近気に入って使っているブログツールtextpatternだが、いくつか不具合がある。

○その1 日本語でカテゴリが追加できない
理由は調べていないからわからないけれど、日本語でカテゴリ追加ができない。でも一旦英数字でカテゴリを追加して、追加したカテゴリを修正する際に日本語で入力すれば、こちらは上手くいく。理由はどうあれ、とりあえずそれで困らないので、パッチの作成はやんない。

○その2 カテゴリリストを表示させると、URLがマルチバイト文字になる
textpatternでテンプレートを編集するには、独自に用意されたタグを使用する。ここでカテゴリのリストを表示させると、どうやっても当該カテゴリへのリンクURLが「マルチバイト文字をエンコードしたもの」になってしまう。よくよく調べたら、おそらくこれはtextpatternのバグといっていいだろう。textpatternはいろいろな言語に対応していて、各用語はデータベースに登録されている。テーブル「txp_lang」に保存されているのだが、その中でフィールド名「name」の値が「category」、「data」の値が「カテゴリ」となっている値があるはずだ。ここで「data」の値を「category」とすればURL表記も「category」になった。・・・これはやっぱりバグだよね。

うん。でもやっぱりいいツールだ。すっかり気に入って使っている。いいCMSになるよう仕上げていきたいものだ。

お気に入りブログツールtextpattern

2006/10/07 | SNS/CMS/ブログ

ブログツールはいろいろさわってみたけれど、最近はtextpatternに落ち着いている。まだまだ使いこなしていないけれど、既にこの仕組みを使って一つサイトを構築した。作ったのはこちら。

mooo開発者情報

このアプリ「textpattern」自体は日本ではまだまだ知られていない。使ってみて思ったのは「まだ日本語化が完全でない」ということ。カテゴリの追加で日本語カテゴリが上手く追加できない(記事の投稿は問題なくできる)。
あとはping送信機能が貧弱だし、トラックバック機能がない。ping送信は組み込み済みの1箇所にのみ送信するだけなので(海外のpingサーバ)、ここは追加開発してやらないといけないと思う。更新pingは、スパムの温床ということで組み込まれていないそうだ(ごもっとも)。コメントは受け取ることができるので、ping送信が必要なければ結構いいツールだと思う。

でも一番気に入ったのはスタイルシート修正機能。多分何かのライブラリを組み込んだのはないか、と思うのだけれどこれがよくできている。スタイルシートもそうだけど、デザインの修正が簡単なように思う。これから「textpattern」を使っていくつかサイトを構築する予定。モジュール開発とかしたらここで公開します。

ブログツール「textpattern」

PHPとGDのバージョンに注意

2006/09/12 | SNS/CMS/ブログ

OpenPNEでちょっとした注意事項があることがわかった。それはなるべくインストールしてあるPHPを新しいバージョンにしておくことだ。これは単にPHPを新しいバージョンにすることが必要、というわけではなくてGDの機能に焦点があたる。
PHPの新しいバージョンではGDのモジュールが同梱され、それが使用される。GDは画像を扱うためのモジュールだが、ここで重要なのはGIFに対するサポートの程度だ。GIF画像はもともとそのフォーマット自体にライセンスがあって、画像の読み込みは可能だが、出力することはライセンスに違反するという問題があった。だから古いPHPだとGIF画像の出力ができない(正確には古いバージョンのライブラリの組み合わせではGIF画像の出力機能はサポートされない)。
OpenPNEには管理画面でもそうだし、一般ユーザ画面の日記等でもそうだが画像のアップロード機能がある。PHPでいう単純なアップロード処理自体はもちろんできるのだが、OpenPNEではアップロード時に画像を縮小するなどの編集処理がPHPによっておこなわれている。ここで画像がGIF形式だと読み込んで処理自体はできるものの出力ができないため、作成された画像が全て0KBという無残な結果になってしまう。
この画像を表示しようとするとIEなどでは×印になって、いわゆる「画像が表示されない」状態となる。

これには随分とはまってしまった・・・。

OpenPNEインストール手順

2006/06/19 | SNS/CMS/ブログ

OpenPNEのインストール手順を取りまとめた。OpenPNEに専用のサブドメインを割り当てて実際にインストールした。設定内容については、セキュリティ面を考慮すればよりよいディレクトリ構成があるが、空いているスペースにインストールしたのでそれについては割愛した。
(0) ダウンロードしたOpenPNEのファイルをあらかじめ展開しておく。
(1) ベースとなるディレクトリを用意する(ウェブとして公開されているディレクトリ)。
(2) (1)で用意したディレクトリ内にライブラリ用のディレクトリ(openpne)を作成。
(3) openpneディレクトリにあらかじめ解凍しておいたファイルのうち以下のものを設置(varディレクトリ配下のディレクトリは全てに書き込み権限を与える)。
bin/
lib/
var/
webapp/
webapp_ext/
(4) (0)で展開したファイルのうちpublic_htmlディレクトリ以下を(1)のディレクトリに設置する。
(5) (4)で設置したファイルのうちconfig.inc.phpの記述を変更する。
define(‘OPENPNE_DIR’, realpath(‘./openpne/’));
(6) 展開したファイルの中にあるconfig.php.sampleというファイルの記述を修正し、(2)で作成したディレクトリの中に設置する。変更箇所は以下の4箇所。
○ベースURL(OPENPNE_URL)
○DSN(データベースの設定)
○ENCRYPT_KEY(ログイン情報暗号化のための文字列・56文字以内のASCII・何でもよい)
○MAIL_SERVER_DOMAIN(携帯版でメール投稿する際に使用・今回は未設定)
(7) データベースを作成する。(6)で設定したデータベースの設定に基づいてデータベースを作成する。作成したデータベースに対してSQLを発行し、テーブルなどの準備をする。発行するSQLは(0)で展開したディレクトリにあるいかの2つのファイル。
setup/sql/mysql_001_table_structure.sql
setup/sql/mysql_002_init_data.sql
(8) ここまででひとまず準備は完了。次にセットアップモジュールを実行します。(6)で設定したベースURLの後ろに「?m=setup」をつけてアクセスします(以下は例)。
http://sns.example.com/?m=setup
(9) 管理情報を入力する画面が表示されるのでそこに入力し、サブミットします。
(10) 問題がなければセットアップ完了の画面が表示され、設置完了です。

OpenPNEのインストールは簡単

2006/05/30 | SNS/CMS/ブログ

実際にOpenPNEのインストール作業をやってみた(ただしWindows環境で)。
印象はほんとに簡単。もうすこし悩まないといけないかと思ったけれど、何の問題もなく動作してしまった。
詳しいセットアップ手順はダウンロードしたファイルを展開し、その中にあるsetup/OpenPNE_Setup.htmlを読めばよい。やった作業は以下の点。
○ファイルを適当に配置
○ディレクトリに適切なパーミッションを設定
○設定ファイルの記述
○データベースの用意
○SQLの実行(テーブルの用意)
○セットアップスクリプトへアクセス

これからカスタマイズしていくわけだが、大変なのはデザイン。テンプレート数がざっと200を超える。先は長い・・・。


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